暑さの厳しさと比例して
冷房による冷えが目立ってきます。
特に女性を中心に
冷え冷えになっている方が増えます。
脚が浮腫むとか、脚がだるい。
なかには歩いた時に足裏が痛いなど
下腿部、大腿部の筋などが強く筋緊張が発生すると発生します。
下肢全体の血流が悪くなり浮腫みも発生します。
筋のこわばりが強い場合は
ぎっくり腰の要因にもなりえます。急に来ますよ。
もちろん、整形外科などでレントゲン撮影しても
こわばりの強さだけなので、異常が指摘できません。
余談ですが
経絡の関係上、下肢の冷えは胃腸の状態とも関係します。
消化不良・食欲不振・便秘や下痢になる場合もあります。
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対策として
冷房温度に気をつけたい所ですが
職場環境によっては
建物全体の集中管理であったり
個別に調整できない事も多く、各自個別に対策をとる必要がありますね。
自宅などでは
冷房温度を工夫した方が良いです。
冷たい空気は下にいきます。
実際、床上30㎝と天井30㎝を計測してみると
温度差がしっかりでます。
当院では、サーキュレーターを使って風を対流させて
温度差をとっています。
冷房の設定温度が高めでも
常に空気の対流をさせて涼しく感じさせる演出。
足元を冷やし過ぎない。
施術中に冷やしすぎない。
さりげない”おもてなし”をしているのですよ。
・・・・気づく人少ないけど。
また、暑すぎて入浴もシャワーのみという方も多い様です。
たまには、しっかり脚を温めた方が良いので
湯船にお湯を張って、せめて下半身は温めた方が良いですよ。
また、たまのお休みは温泉にでも行かれて
日本の良さを満喫するのもいいですね。